オールオン4-all-on4-

オールオン4とは

オールオン4(All on 4)は、4本のインプラントで片顎全ての歯を作るインプラント治療法です。通常のインプラント治療では、失った歯ごとに1本のインプラントを埋入しますが、オールオン4は片顎に4本のインプラントを埋入し、前歯から奥歯までの人工歯を固定します。この方法により、治療費・期間・身体への負担が軽減されます。適切な設備と技術を備えた医院では、抜歯からインプラントの埋入、仮歯の装着までを半日~1日で行い、その日の夜または翌日から仮歯での食事が可能です。骨移植が不要で、骨の厚みが少ない方にも適応できます。

仮歯を1日で固定する

当院では、即日に仮歯の固定までの対応が可能なオールオン4治療を行っております。
※あくまで仮歯までの固定となります。最終補綴が入るわけではございません。
この治療は、総入れ歯の方や、多くの歯を既に失っている方、また歯周病で多くの歯がグラグラしている方に最適です。
また、義歯などと違い、全顎だけでなく1本の欠損からの対応も可能なので、前歯のみなどの、ニーズに合わせた治療を行うことが出来ます。

オールオン4のメリット

・手術した日から、軽い食事ができる。

・片顎に4~6本のインプラントで済むので、費用を抑えられる。

・手術時間も短く、痛みや腫れも少ない。

・インプラント手術をしたその日から、美しい笑顔を手に入れられる。

・通常のインプラント治療より通院回数が少ない。

・入れ歯のように、わずらわしい手入れがなくなる。

・治療が終われば、後はメンテナンスに通うだけ。普通の治療をする感覚と変わらない。

・治療期間が短く、精神的にも身体的にも負担が少ない。

「もう一度歯がよみがえったら・・・」、「入れ歯を使わなくてもよかったら・・・」、「好きなものをしっかり噛んで食べられたら・・・」こんな願いをお持ちの方は、ぜひ当院にご相談ください。

治療期間について

現在日本でインプラント治療を必要としている患者様は高齢者が多く、通常5~12ヶ月かかるようなインプラント治療では精神的、また体力的な負担も大きいのではないかと私たちは考えています。
そこで当院は手術のその日に『仮歯』を装着できるオールオン4を推奨しています。

オールオン4の治療法

片顎に4本のインプラントを埋め込み、そこに人工の歯を取り付けます。埋め込む本数が少なければ、身体にかかる負担も少なくてすみます。
顎の骨が特に薄い方の場合は、顎の骨が特に薄い方の場合、人工の歯をしっかり固定させるために、5本~6本のインプラント体を埋め込み、そこに人工の歯を取り付けます。大がかりな骨増生や骨移植をせずに治療が可能です。

オールオン6とオールオンX

当院のインプラント治療は、豊富な経験と高度な技術を持つ専門医が担当します。最新の設備と材料を使用し、安全で確実な治療を提供しています。また、治療前から治療後まで一貫したサポート体制を整えており、患者様の不安や疑問にしっかりと対応いたします。

オールオン6について
オールオンXについて

池袋おくやまデンタルクリニックのオールオン4が選ばれる理由

理由1 インプラントガイドシステムを使った、高精度なシミュレーション

当院では、患者さまの骨質の状態を3Dでシミュレーションする、インプラントシミュレーションシステムを導入しています。
従来のインプラント治療では、模型の作製→理想の被せ物位置の推測→CT撮影→ドクターの経験則から骨形態をある程度予測してから手術という流れをとっていました。この方法では手術で歯茎を切開して初めてインプラントを埋める位置を確認するので、どうしても治療期間が長くなってしまいます。
しかし、このインプラントシステムを導入することで、手術前に高精度な患者様の歯型の模型と、骨の位置のシミュレーションが出来るので、大幅な治療期間の短縮が可能になります。
手術が始まる前にインプラントの埋入位置が分かっているので、事前に仮歯を作製し手術と同時に仮歯を装着して退院していただくことが出来ます。

理由2 静脈内鎮静法で、痛みに対するケアの徹底

患者さまがどうしても不安になるのが、「痛み」ではないでしょうか?
当院では「静脈内鎮静法」を取り入れています。静脈内鎮静法とは、全身麻酔とは異なり、うたたねしているようなとてもリラックスした状態で治療を受けることができる方法です。
健忘効果によって多くの場合、いつの間にか治療が終わっていたという感じがしますので、患者様に好評です。

理由3 安心の10年保証

近年、インプラントに関する様々なトラブルが報告されており、患者さまに不安に思わせてしまうこともあるかも知れません。
当院では緻密な治療計画やシミュレーションシステム、設備を活用することでトラブルを最小限に抑えるよう最善を尽くしています。
そして、さらに患者さまに安心していただけるように、インプラントには10年の保証、上部構造には5年の保証を無償でおつけしています。これは私たちの治療技術への自信の表れです。
※保証には当院が定めた規定がございます。詳しくはご確認下さい。

オールオン4の料金

インプラントは自費診療にあたるため、保険適用外となってしまいます。
とは言え、歯科医院によって大きな値段の差があると思ったことはありませんか?
一般的に呼ばれる、「インプラント」とは
1.インプラント(人工歯根)
2.アバットメント(人工支台)
3.上部構造(セラミックなどの義歯)
の3点セットで成り立っています。
それに必要に応じて歯周病治療や骨の造成、麻酔や仮歯の料金が追加されることで手術代金が算出されます。

当院では
1.インプラント 275,000円(税込)
2.アバットメント 33,000円(税込)
3.上部構造 132,000円(税込)
上記の金額にて明朗会計で治療を行います。
また、デンタルローンもご用意していますので、分割でのお支払いも可能です。

オールオン4治療の流れ

問診

初診時には、問診票にお身体の状態や治療のご希望を記入していただきます。既往症やアレルギー、気になる症状についても詳しくお伺いします。記入前には受付でカウンセリングを行い、不明点やご心配事についてご相談ください。その後、カウンセリング内容と問診票をもとに、歯科医師が詳細な問診を行いますので、安心してご来院ください。

カウンセリング

治療を始める前に、治療法、期間、手術のリスク、成功率、不安や疑問点についてしっかりと説明を受けられるかどうかを重要視しております。インプラント治療は手術を伴うため、不安や恐怖を感じることが多いため、納得して治療に臨むには、カウンセリングで医師との信頼関係を築くことが大切です。カウンセリングを通じて、患者さまの疑問や不安を解消し、安心して治療を受けていただけるようにいたします。

精密検査

診察、レントゲン撮影、全身の既往歴、骨の量などのチェックを行い、治療計画を立てます。必要であれば、お口の衛生状態を整えるために全般的な歯科治療を行います。

オペ前の歯周病処置

インプラント治療の前には、虫歯や歯周病などの感染源を取り除きます。歯周病は歯肉内部の骨(歯槽骨)を破壊する病気で、そのままインプラント治療をすると、インプラント周りの骨が歯周病にかかる可能性があります(インプラント周囲炎)。インプラント周囲炎にかかると、天然の歯と同じように脱落してしまうことがあります。そのため、インプラント治療前の歯周病治療は非常に大切です。

オペ1次:2週間

インプラントを埋める部分の歯肉を開いて顎の骨にインプラントを埋め込み、開いた歯肉を閉じて縫い合わせます。
その後、2週間後ほどの期間でインプラントが定着した後、インプラントを埋め込む際に使用した糸を抜糸します。

オペ2次:2週間

歯茎を再び開けて、解析装置で磁気を当て、骨とインプラントがしっかり結合しているかを確認します。結合が確認できたら、インプラントの頭にキャップを取り付けます。その後、歯茎の形が整うまで1〜2週間ほど待ちます。必要に応じて、その期間中に仮歯の調整も行います。

チェック

インプラント体とあごの骨がしっかり定着するタイミングを見計らって、双方が確実に一体化しているかを確認します。

印象:仮歯装着:1ヶ月ほど

型取りから1〜2週間後に再度来院していただきます。その際、アバットメントにクラウンを装着し、噛み合わせなどを細かく調整します。

本番セット

本番セット後には、お手入れ方法の練習を行い、治療は完了となります。

メンテナンス

インプラントを長持ちさせるには治療後のお手入れが大切です。主治医の指導に従い、正しいブラッシングを行いお口の中を清潔に保つように心がけてください。3ヶ月~半年に一回の定期検診でインプラントの状態をチェックします。

よくある質問

Q1. 手術中の痛みはありますか?

手術は十分な麻酔下で行いますので、手術中の痛みはありません。
また、以下の鎮静法も選択できます
局所麻酔のみ

通常の歯科治療と同様の麻酔

静脈内鎮静法併用

うとうとした状態で手術
不安の強い方におすすめ
手術の記憶があまり残らない

手術時間は2〜4時間程度ですが、鎮静法を併用すればあっという間に感じられます。

Q2. 術後の痛みや腫れはどの程度ですか?

術後の症状は個人差がありますが、一般的に:
痛み

2〜4日程度がピーク
処方薬でコントロール可能
1週間程度で軽減

腫れ

2〜3日目がピーク
頬部を中心に腫れることがある
1〜2週間で改善

その他

軽度の出血(当日〜翌日)
口の開きにくさ(数日間)

多数の抜歯を同時に行う場合、症状はやや強くなる傾向にありますが、適切な薬剤により管理できます。

Q3. 手術当日から食事はできますか?

手術当日から食事は可能ですが、段階的に進めます:
手術当日

麻酔が切れてから3〜4時間後
冷たい流動食(ゼリー、ヨーグルトなど)

翌日〜1週間

軟食中心(おかゆ、うどん、スープなど)
熱いもの、硬いもの、刺激物は避ける

1〜2週間後

普通の食事に近づけていく
ただし硬いものは避ける

3〜6ヶ月後(最終補綴装着後)

ほぼ通常通りの食事が可能

Q4. 仮歯の期間はどのくらいですか?

仮歯の期間は約3〜6ヶ月です:
仮歯の特徴

手術当日に装着
見た目は自然
軟らかい食事なら可能
取り外し不要(固定式)

仮歯の注意点

硬いものは噛まない
歯ぎしりに注意
定期的なメンテナンス必要

最終補綴への移行
インプラントが骨と結合した後(3〜6ヶ月)、より強固で美しい最終的な歯に交換します。

Q5. オールオン4の寿命はどのくらいですか?

適切なメンテナンスにより、長期間使用できます:
インプラント体

10年生存率:95%以上
適切な管理で20年以上も可能

上部構造(人工歯)

平均寿命:10〜15年
材質により異なる(ジルコニア、セラミックなど)

長持ちさせるポイント

定期メンテナンス(3〜6ヶ月毎)
適切な口腔ケア
歯ぎしり対策(ナイトガード使用)
禁煙
過度に硬いものを避ける

Q6. 費用はどのくらいかかりますか?

オールオン4は自費診療となります:
片顎の目安

基本費用:200〜300万円程度
最終補綴材料により変動

両顎の場合

400〜600万円程度

費用に含まれるもの

術前検査・診断
インプラント埋入手術
仮歯製作・装着
最終補綴製作・装着
術後管理(一定期間)

詳細な費用は検査・診断後にお見積もりいたします。分割払いも対応していますので、ご相談ください。

Q7. どのような検査が必要ですか?

以下の詳細な検査を行います:
CT検査

骨の量・質の評価
神経・血管の位置確認
インプラント埋入シミュレーション

口腔内検査

歯茎の状態確認
残存歯の評価
咬み合わせの分析

全身状態の確認

既往歴・服薬状況
血液検査(必要に応じて)
心電図(高齢者の場合)

その他

口腔内写真撮影
印象採得
顔貌写真

これらの検査により、最適な治療計画を立案いたします。

Q8. 年齢制限はありますか?

明確な年齢制限はありませんが、以下を考慮します:
下限年齢

骨の成長が完了する18〜20歳以降

上限年齢

生物学的年齢を重視
全身状態が良好であれば80代でも可能

高齢者での注意点

より詳細な全身状態の評価
静脈内鎮静法の積極的活用
術後管理の充実
かかりつけ医との連携

実際には60〜70代の患者様が多く、良好な結果を得ています。

Q9. メンテナンスはどのように行いますか?

定期的なメンテナンスが成功の鍵です:
来院頻度

最初の6ヶ月:月1回
その後:3〜6ヶ月毎

メンテナンス内容

インプラント周囲の清掃
咬み合わせのチェック
レントゲン検査(年1回)
上部構造の点検・調整

ご自宅でのケア

専用歯ブラシでの清掃
歯間ブラシ・フロスの使用
マウスウォッシュの活用
定期受診の継続

適切なメンテナンスにより、長期間快適にご使用いただけます。

Q10. 他院で「骨が足りない」と言われましたが、オールオン4は可能ですか?

オールオン4は骨の少ない方にも適用できることが多いです:
オールオン4の利点

傾斜埋入により骨の厚い部分を活用
骨移植が不要なことが多い
上顎洞や神経を避けやすい

適用の判断基準

CT検査による詳細な骨評価
3Dシミュレーションによる検討
個々の骨の状態に応じた計画

「他院で断られた」という方でも、オールオン4なら治療可能な場合があります。ぜひ一度ご相談ください。

Q11. 入れ歯からオールオン4への移行は可能ですか?

多くの場合、移行可能です:
現在総入れ歯の方

手術当日に入れ歯から固定式の歯へ
違和感の大幅な軽減
咀嚼力の向上

現在部分入れ歯の方

残存歯の抜歯と同時にオールオン4
バネの煩わしさからの解放

移行のメリット

外れる心配がない
発音の改善
食事制限の大幅な軽減
見た目の自然さ

現在の入れ歯の状態に関わらず、オールオン4への移行をご検討いただけます。

tel:0339838232 WEB予約